4歳になる謝維佳ちゃんは3日午後4時30分、父親と家にいた。
7日は雲南省魯甸県の地震発生後5日目にあたる。
雲南省昭通市魯甸県で3日に発生したM6.5の地震は、現地で深刻な生命と財産の損失を生んでいる。被災地での救援活動を支援するため、日本の非営利団体がインターネットで寄付を募り、日本の人々や在日中国人がこれに積極的に応えた。
中国赤十字の災害ボランティアチーム「藍天救援隊」の張勇隊長にとって、ヘリコプターのプロペラの音と携帯電話から発せられる微信(Wechat)・微博(ウェイボー)の通知音は、被災地から聞こえる鼓動と同じ意味を持っている。新華網が伝えた。
雲南省魯甸県で地震が発生した後、武装警察雲南総隊病院地震緊急レスキュー隊は速やかに被害の深刻な竜頭山鎮を訪れて巡回診療を行い、また途上で発見した住民に治療や心理カウンセリングなどを実施した。
5日午後6時40分、ある命の奇跡が竜頭山鎮八宝村で起こった。88歳の高齢女性が地震で倒壊した家屋の下敷きになったが、レスキュー隊員の努力により51時間後に奇跡的に生還したのだ。
昨年9月に陸軍第14集団軍のある工兵団で中国初の女性地震救援隊が結成された。