写真はマレーシア・クアラルンプールの中華大会堂で19日、消息を絶ったマレーシア航空機MH370便のために祈祷する市民ら。3月17日から19日にかけて、市民らは中華大会堂でキャンドルや写経、鐘をつくといった方法で不明機のために祈りを捧げた。中国人芸術家24人が以前、中華大会堂で絵画展を開いたが、彼らのうち18人が不明機に乗り組んでいる。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
外交部(外務省)の洪磊報道官は19日、消息不明となっているマレーシア航空機の捜索状況について「中国側はマレーシア側の要請に応じ、衛星データをマレーシア側に提供することに同意した。
中国の黄恵康・駐マレーシア大使は18日午前10時から行った記者会見で、「消息を絶ったマレーシア航空機に搭乗していた中国人乗客全員について詳細な調査を行った結果、破壊活動に関与した証拠は一切発見されなかった。
マレーシア航空機不明を受けタイランド湾で待機中の中国側艦艇は18日午前8時、全艦艇がシンガポールの臨時集合地点に向かった。必要な準備の後、南北2つの指定海域に向け出発し、捜索活動を展開する。
マレーシアの各界の人々が18日セランゴール州に集まり、消息を絶ったマレーシア航空MH370便のために祈りを捧げた。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
外交部(外務省)の洪磊報道官は18日、中国がマレーシア側の示した消息不明のマレーシア航空機が飛行したとみられる北方回廊および中国領の範囲で衛星とレーダーによる捜索を行っていることを明らかにした。
タイ湾で待機していた中国の艦船はこのほど全てシンガポールの臨時集合地点に向けて出航した。艦船は準備が整い次第、二手に分かれて南と北の指定海域へ向けて出航し、捜索活動を行う。新華社が伝えた。(編集YH)
マレーシア政府は16日、消息を絶ったマレーシア航空MH370便の最新の捜索状況について、引き続き記者会見を行った。同国政府によると、現在捜索に加わっている国と地域は26に増えた。捜索地域・海域は同機が消息を絶った後に飛行したと思われる南北回廊に集中している。
マレーシア政府は、「同機の位置を知らせる装置や機体の状態を知らせるシステムが何者かによって意図的に遮断された可能性が高い。また、同機と地上管制との最後の交信は、副操縦士が行った」と表明している。人民日報が伝えた。
外交部(外務省)の洪磊報道官は17日、消息不明のマレーシア航空機の捜索状況について、「中国側の現段階の原則は捜索部隊を減らさず、捜索方向を調整することであり、現在の重点はすでに南中国海ではない」と説明した。