総参作戦部測絵導航局が査定、国家新聞出版総署が審査許可した中国初の全面的、正確、詳細な三沙市の地理位置と南海諸島の地形の専門地図「中華人民共和国海南省三沙市地図」が出版された。24日から全国の各大型書店で発売される。
「中華人民共和国海南省三沙市地図」は衛星写真や航空写真、シェーディングマップ、政治区域図が一体になった専門地図で、1対3000万、1対600万、1対300万、1対150万、1対74万、1対36万の6種類の縮尺がある。三沙市と南海諸島の各島嶼の地理位置や海域、自然資源、海路交通、空港、行政区分などを全面的に表示し、漢の時代以来の中国の南海諸島に対する管轄、及び南海周辺国家の重要な都市、空港・港湾、海上航路などの内容を示し、三沙市政府所在地である永興島の航空写真や美済礁、中業島など重要な38の島嶼の衛星写真を重点的に掲載。三沙市と南海諸島の神秘のベールを取り払った。
国務院は2012年6月21日、地級の三沙市の設立を許可。西沙、南沙、中沙諸島及びその周辺海域を管轄する三沙市は中国で最も新しい地級市となった。部隊の兵士や一般民衆に三沙市及び南海諸島の状況を詳しく理解させるため、中国の地図専門の出版社である星球地図出版社は専門家と技術者を組織し、最新の衛星画像データや測量の地理情報技術などの手段を採用し、「中華人民共和国海南省三沙市地図」を作成した。「新華網」が伝えた。(編集YH)
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