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「殲15」の着艦成功で軍事概念株が再び好調なるか

 空母「遼寧」で艦載機「殲15」が着艦訓練に成功したことが、世界各国で高い関心を集めており、ロシアや米国などの国ではメディアが相次いで追跡報道を行った。ある報道によると、今回の着艦訓練の成功により、2千ポイントを割り込んだA株市場が低迷から抜け出せるかもしれないという。「国際金融報」が伝えた。

 今年9月に遼寧が引き渡しされた際、空母概念株に動きがみられたが、今では市場の熱は冷めている。ある業界関係者によると、こうした状況ではあるが、空母概念株と軍事概念株には期待がもてるという。

 金融コンサルティング会社WIND資訊がまとめた統計によると、現在、空母概念株には情報技術(IT)、専用設備製造、航空宇宙などさまざまな産業にわたる25の銘柄がある。9月末に遼寧引き渡しの情報が伝わると、空母概念株の約7割が上昇し、中でも北方導航控制技術株式有限公司、北京北斗星通導航技術株式有限公司、中国船舶工業株式有限公司、広州海格通信集団株式有限公司、北京海蘭信数拠科技株式有限公司は上昇幅が10%を超えた。

 ある資料によると、殲15は中国航空工業集団公司の子会社・瀋陽飛機製造公司が設計開発したもの。同集団公司は上場子会社が20社を超えており、さきに大規模な資産の再編を行った。資産の質を考えると、子会社はおおよそ次の2つのグループに分けることができる。一つは営利能力の高い総合航空電子、機械電子、軍需製品の業務を手がけるグループで、もう一つは発展の可能性が高いヘリコプター、エンジン、新エネルギー業務を手がけるグループだ。このためある市場関係者は、航空電子、機械電子、軍需製品の業務を取り扱う中航航空電子設備株式有限公司や湖北中航精機科技株式有限公司などは今回の着艦訓練成功のニュースで利益得るを受けるとの見方を示す。

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