11日午前、小柄なカップル7組の集団結婚式が北京の玉泉営近くで開催された。カップルたちの身長はいずれも1.4メートル以下で、遠くから見るとまるで子どものように見える。
新婚カップル7組のうち、最高の人でも身長はわずか1.38メートル、最も低い人は1.24メートルだ。もっとも彼らの年齢は21歳から27歳といずれも成人している。彼らは北京のある影絵劇団の団員で、普段はその劇団に出演している。劇団の他の団員たちもお祝いに訪れた。彼らの外見や声は10歳ぐらいの子どものようだが、皆成人だ。
小人症と呼ばれる先天的または後天的な要素で引き起こされる症状がある。同劇団の団員は全国各地の出身で、30歳以下の人が中心だ。彼らの多くは元々それぞれの故郷で働いていたが、年齢が上がっても身長や外観、声などに変化はなく、周囲の人間はいつも子ども扱いした。故意あるいは無意識の偏見から故郷で働く意欲をなくした彼らは北京へ来て、共に働くようになった。同劇団には45人の団員がおり、平均身長は1.26メートルで、全員が非常に小柄だ。劇団では周りも自分と同じ人間で、劣等感を感じることはないと彼らは語っている。中国日報が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年12月3日
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