カメラマンのMartin Rietze氏は熱狂的な火山ファンで、「火山を追う人」とも呼ばれている。氏は様々な苦労をいとわず、世界各地の噴火中の火山を訪れて撮影し、流れ出るマグマや空に立ち上る噴煙の壮大な情景をとらえている。
今年2月に氏は旅の途中で日本の火山の噴火を見かけ、大自然の破壊力と火山活動の美しさを写真で撮影した。撮影された桜島という火山は活火山で、1914年にも噴火している。
氏によると、数時間の沈黙の後、火山上空に突然稲妻が発生し、20秒余り続いた。その後に火山が噴火し、溶岩が空中に飛ばされ、飛んでいる途中で急速に冷やされて危険な火山弾になった。氏はチャンスを逃さず、独特の稲妻の様子を撮影している。
氏によると、火山を見る時には防毒マスクや酸素マスク、防護服などを準備することで、近距離から沸き立つマグマを見ることができるという。忘れがたい情景だ。「環球網」が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年3月19日
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