写真は咏春拳を練習する香港航空の客室乗務員。同社によると、全ての従業員が近距離での格闘に適した咏春拳のトレーニングを受けており、客室乗務員は必ず学ぶことになっている。その目的は、乗客によりよいサービスを提供するためだという。中国新聞網が伝えた。
報道によると同社では最近、「空怒族」(フライトの遅延などに対して怒りを爆発させる利用客)の攻撃に対応するため、客室乗務員向けに咏春拳のトレーニングを開始。最近、フライトの遅延などが原因で利用客とスタッフの間に衝突が発生する事件が頻発しているためだという。もっとも同社の中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」によると、CAは強い意志を育て、身体能力を上げるために3年前から咏春拳のトレーニングを始めている。利用客からの「攻撃」に対応するためではなく、全ては乗客によりよいサービスを提供するためだという。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年8月1日
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