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北京で最も歴史ある聖地 宣武門天主堂

北京で最も歴史ある聖地 宣武門天主堂

 宣武門天主堂は「南堂」とも呼ばれ、北京で最も古い天主教の教会で、3階建てのバロック建築である。1605年にマテオ・リッチ神父が同地に教会を建てたが、規模は小さかった。その後、ドイツのイエズス会のバードレ(神父)が1650年に、中国の天主教北京教区の教会として、北京市内初の大規模な教会を建築した。人民網が伝えた。

 宣武門天主堂は三進院落(前院、中院、後院)の造りで、大門は中国式建築で教会の第一進院落を占め、その後ろの東跨院が教会主体建築、西跨院は居住用建築物となっている。教会の主体建築はレンガ構造で南向き、正面の建築面は典型的なバロックスタイルだ。三つの壮大なレンガ彫刻のアーチが並び、建築物全体を豪華かつ荘厳にしている。建築物全体で美しい彫刻が見られ、室内空間にはドーム型の設計が採用されている。両側には色鮮やかなステンドグラスの窓が配され、全体的に荘厳な雰囲気だ。宣武門天主堂は1996年に中国の全国重点文物保護単位に指定されている。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年8月1日

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