日本で最も活発な火山の一つである桜島が18日夜から噴火を始めた。今年500回目の噴火となる。火山灰が高度5000メートルの上空まで達し、1955年以降の最高記録を更新した。鹿児島地方気象台の映像では、火山灰が山頂から外へともくもくと立ち上る恐ろしい画面が撮影されている。環球網が英デイリー・メールの報道として伝えた。
桜島火山は日本南部の九州島に位置する海抜1117メートルの山だ。火山の爆発による火山灰は近くの鹿児島市に降り、同市を闇に包んだ。地元住民は健康と安全面をふまえて防護措置をとっており、今のところ死傷者の報告はない。京都大学防災研究所は桜島火山の状況を一貫して重視し、1914年の噴火で58人が死亡したような悲劇を再び繰り返さないようにしている。桜島では毎年、小規模な爆発が1000回以上発生し、火山灰を上空数千メートルまで吹き上げている。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年8月20日
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