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台湾の旅客機が着陸失敗 48人が死亡

人民網日本語版 2014年07月24日10:42

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台湾の復興航空(トランスアジア航空)の旅客機が23日午後7時頃、馬公空港への緊急着陸に失敗した。台湾復興航空の24日6時30分の発表によると乗客乗員は58人で、すでに48人が死亡、10人が負傷した。乗客にはフランス人2人が含まれるが、大陸部の乗客はいなかった。新華網が伝えた。

台湾「飛行安全調査委員会」の王興中執行長は「復興航空機事故は飛行安全事故であり、規定により飛行安全調査委員会が調査し、関連情報を収集後調査結果をまとめる。事故原因を現在推測するのは早すぎる」と表明。台湾の交通当局によると、すでにブラックボックス2つのうち1つが回収された。

台湾の民間航空当局の責任者によると、復興航空GE222便は午後4時に高雄を出発して馬公へ向かう予定だったが、悪天候のため午後5時42分まで離陸が遅延。墜落時は悪天候またはその他の要因のため着陸復行が必要となったが失敗した。事故機には乗客54人と乗員4人が乗っていた。

復興航空によると事故機はATR72-500で、運航13年。機長は飛行経験22年、総飛行時間2万2994時間近く。副機長は飛行経験2.5年、総飛行時間2392時間。澎湖県消防局によると事故機は空港近くの澎湖県湖西郷西渓村に墜落し、現場には機体の残骸が残っている。台湾の「中央気象局」によると、澎湖は同日午後7時から8時に雷雨が発生し、最大で8級(17.2-20.7m/s)の突風が吹いていた。南西風と台風の環流が合流して、雨帯が澎湖付近に位置していた。

復興航空は1951年に台湾初の民間航空会社として設立。島内および短距離国際線を主に運航している。台湾桃園国際空港と台北松山空港をハブ空港とし、現在台湾第3の航空会社。(編集NA)

「人民網日本語版」2014年7月24日

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