16日に北京市で開幕した第5回中国無人機大会・展覧会で、南京航空航天大学が開発したFY-E高速無人偵察機が展示された。同無人機は一定のステルス性能を持ち、効果的にレーダー反射断面積を縮小できる。その飛行速度は、一般的な低速無人機の3-4倍に達する。ステルス・高速という特長により、同無人機は突発的な状況に対しても迅速に対応し、隠れながら接近することができ、高い防空能力を持つ。また同無人機は全天候・24時間の偵察・測位任務を遂行でき、中長距離ミサイル、地対地ミサイルの軌道修正、破壊効果の分析を行える。同無人機に搭載される設備には、偵察設備、レーザー距離計・照射器があり、ミサイルの正確な誘導が可能だ。出展者側によると、同無人機はすでに海外から受注を獲得している。中国新聞網が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年9月18日