ウェアラブルデバイスが市場で発展を始めてから、測位機能を持つ商品が増加した。このほど、測位機能を持つスマートインソール（靴の中敷き）が登場した。この「SmartSoles」と呼ばれるスマートインソールは、測位機能を持つほか充電が可能で、しかも防水機能付きのため、汗をかきやすくても心配無用だ。

「SmartSoles」はGPSモジュールを内蔵しており、ワイヤレス追跡技術によりユーザーの測位を実現する。底部にはモデムと充電池が取り付けられており、ユーザーは直接インソールの充電を行うことができる。10分間の充電で、5日間使用できる。モデムを使うことで、ユーザーはどれほど過酷な環境下でも自分の位置を知ることができる。

スマートインソールにはアプリも搭載されている。家族はこのアプリもしくはブラウザを使うことでユーザーの位置を特定し、その行き先を常に把握することができる。また安全範囲を設定することができ、ユーザー（児童など）が原因不明の状況によりその範囲から外れた場合、保護者は警報・通知を受けることができる。

「SmartSoles」の販売価格は299ドルで、毎月10−30ドルのサービス料を支払う必要があり、高額だ。しかしインソールは測位機器としては隠蔽性が高く、良い選択肢の一つと言える。

「人民網日本語版」2015年2月11日