8歳になる侗(トン)族の男児、林世挙くんは、世界で一番小さな李克強総理のファンかもしれない。新華網が伝えた。
13日午後に李克強総理がこの男児の住む貴州省黎平県の国家級1類貧困地域にあたる蒲洞村を訪れた時、この小さな李総理のファンは携帯電話を手に、ずっと総理の後をついて回って撮影した。
年齢は小さいものの、総理を追いかける林世挙くんの勇気は大きい。木造住宅からトイレまで、さらに侗家鼓楼までこの小さな李総理のファンは総理の後を追い、シャッターを押し続けた。
総理が行くところにはどこでも林世挙くんが姿を見せたため、報道記者のカメラに何度もこの小さな李総理のファンの姿が写りこんでいる。
林世挙くんは最後には李克強総理の注意を引き、足を止めた総理は笑顔で彼の手を引いて「誰が携帯電話をくれたの?」と尋ねた。
「お母さんがくれました」。林世挙くんはすぐに「憧れの総理」からの質問に答えながらも、撮影を忘れることはなかった。
「ずっとついてきて写真を撮っていたね。では一緒に撮ろうか」。総理は笑いながらこう言った。
同日午後は小雨の降る中、小さな李総理のファンの林世挙くんは、ずっと総理の後をついてきた結果、思わぬ嬉しいプレゼントを手にしたことになる。総理は彼を傍らに引き寄せると、両手を軽く彼の肩にのせ、2人は笑顔を浮かべた。係員が林世挙くんの白い国産携帯電話を受け取って、この「ファン」と総理との記念撮影をした。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年2月15日