2015年中国新疆発展フォーラムに出席する外国人代表が16日、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の吐魯番(トルファン)市を訪れた。1日の見学を終えると、彼らは「素晴らしい1日だった。新疆は神秘的な場所だ」と感想を述べた。人民網が伝えた。
国連の役員であるキショール·シン氏は、参加者のうち最も高齢だ。シン氏は15日に烏魯木斉(ウルムチ)に到着したが、年齢と体力面を考慮し、16日の見学活動には参加しないほうがいいと周りに薦められた。だが、シン氏はどうしてもトルファン行きを主張した。トルファンを見学したシン氏は「私はトルファンの歴史を少し学んだことがある。今日、交河故城(トルファンの都市遺跡)をこの目で見て、かつての輝かしい歴史とシルクロードにおける重要な地位を体験することができた」と語り、すでに廃墟となった遺跡を見て感慨にふけった。
ブラジルで大学学長を務めるカルロス氏は、トルファン博物館を参観後、「今回中国を訪れて一番感じたことは、中国には多元的な文化と民族が存在しているということ。私は中国が提起した『1ベルト、1ロード』に自信を持っている。この構想は、かつての文化などの要素をつなげることができる」と語った。
カルロス氏はまた、「中国がシルクロード経済ベルトを再構築することは、ブラジルにとっても喜ばしいことであり、参考にもなる。中国は今後、より大きな影響力を持ち、ブラジル・世界に影響を及ぼすだろう」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年8月19日