9日間に行われた中露合同軍事演習「海上連合-2015(Ⅱ)」が28日に全ての演習を終えた。現地時間午前10時半、中露双方はウラジオストクの合同演習監督部で閉幕式を行った。環球時報が伝えた。
中国側艦隊は20日にウラジオストクに到着し、予定通り演習を実施した。参加艦艇は23日に出港して予定海域に向かい、海中からの襲撃、合同対潜、合同防空などの演習を行い、実際に武器を使用したほか、初めてロシア国内で合同上陸演習を行った。
今回の合同演習の成功は、中露海上合同演習の常態化、実践化の新たな一歩だ。海軍副司令官の王海氏は「中露両国の包括的・戦略的協力パートナーシップの強化、両軍の実務協力の深化、海上の安全保障上の脅威への両軍の共同対処能力の向上という所定の目標を達成しただけでなく、中露の海上軍事協力の余地が非常に広大で、潜在力が非常に大きいこともはっきりと示した」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年8月31日