6月18日、中国とアフリカのある特別な交歓会が湖南省の長沙で開かれた。どこが特別かというと、この交歓会はあるアフリカ女性の中国への夢が発端となっている点だ。紅網が伝えた。
アフリカ・ケニアの女性、Seveline Kinyaさんは中国の美しい自然や歴史、文明に非常に興味を抱いていたが、裕福ではないため中国旅行を実現させることができないでいた。今年の初め、彼女は中国の有名な観光地をバックにした合成写真を作成し、Facebookに掲載、中国へ行った自分を想像した。その合成写真があまりにも稚拙ながら、とても喜びにあふれた表情だったため、瞬く間に注目を浴び、多くのユーザーが彼女の真似をしたほどだった。
Seveline Kinyaさんの合成写真のニュースが広まると、多くの中国の民間企業や団体が協力して、このアフリカ人女性の中国への夢を叶え、これを機に中国とアフリカの民間の友好と文化交流を深めようと立ち上がった。そして雑誌「中国投資」が主体となり、特別にイベント組織グループを立ち上げた。
6月14日にSeveline Kinyaさんが北京に到着し、14日間にわたる夢を叶える旅が始まった。彼女は今回の旅で、北京や長沙のほかに成都や深センも訪れ、中国の文化や自然の風景、経済の発展状況などあらゆる面から中国を体験する予定だ。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年6月22日
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