リオ五輪がまもなく開幕となり、優れた成績をおさめる中国選手団はその「中国的要素」も今大会を盛り上げる役割の一端を担うことになる。現地時間8月3日、リオデジャネイロ市に「中国の家」が正式にオープンした。国際在線が伝えた。
オリンピック開催期間中、中国五輪代表団にサービス、社会交流、ニュース配信、文化の宣伝などの場を提供する総合的施設として、「中国の家」が始めて誕生したのは2010年冬季オリンピックのバンクーバー大会のときだ。それ以降ロンドンやソチなどのオリンピック開催都市で設置され、今回は南アメリカ大陸初上陸として、ブラジルのリオデジャネイロでオープンすることになった。
この施設は中国の文化を宣伝し、他国の人々との交流促進させる場となる。中国オリンピック委員会市場開発部主任の李樺さんは、「『中国の家』はオリンピック開催期間中、ずっと重要な役割を果たす。国の代表者や優秀な選手たちもここに来るだろう。また、試合を終えた選手たちもここで中国の食べ物や飲み物が味わうことができ、スポーツ文化の宣伝だけでなく、選手たちに家にいるかのようにくつろいでもらえる」と述べた。
朱色に塗られたゲート、伝統的な装飾が施された梁や棟のある廊下、壁には中国の歴代メダル獲得者が描かれ、おいしい中国料理も味わえる。「中国の家」は東洋の雰囲気があふれていて、特に入り口のデザインは多くの外国人ゲストの賞賛を得ている。オープン当日に招待されたあるコロンビア人は「中国の家」では入り口の廊下のデザインが一番気に入っているとし、「この施設は非常におもしろい。ここで中国をもっと理解できるし、親しみも感じてくる。入り口のデザインが一番気にいる。描かれた絵や柱など、東洋の雰囲気を感じさせる」と語った。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年8月5日
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