北京が張家口とともに2022年冬季オリンピックの開催地に選ばれてから1年が経った7月31日、北京冬季五輪組織委員会は、長城の麓で、「長城から出すインビテーション」と題するイベントを開催し、2022年冬季オリンピック・パラリンピックのエンブレムデザインを世界中から募集することを発表。同時に、北京2022年冬季五輪・パラリンピック組織委員会の公式サイトも正式に開設した。同イベントには北京冬季五輪組織委員会の会長を務める中国共産党中央政治局委員・北京市委員会書記の郭金龍氏が出席した。人民日報が報じた。
大会エンブレムは、五輪にとって最も重要なビジュアル・アイデンティティであり、五輪ブランドを識別する上で基礎となり、開催国の文化と理念を広く伝える役割がある。午後8時08分、北京冬季五輪組織委員会が長城から招待状を出す象徴として、郭金龍会長と子供たちの代表が郵便ポストに最初のインビテーションレターを投函、世界に向けた北京2022年冬季五輪・パラリンピックのエンブレムデザイン募集がスタートした。
今回のエンブレムデザイン募集は、7月31日から11月30日まで行われる。デザイナーの国籍、性別、職業、年齢は一切問わない。今回、冬季オリンピックとパラリンピックのエンブレムを同時に募集したことは、2大会のエンブレムのビジュアル的な統一性をもたせ、「2大会を同時に計画し、同時に実施し、同じように成功を収める」ことを目指す。また、厳格な募集・選出プロセスを通じて、冬季五輪・パラリンピックエンブレムの知的所有権も、全面的に保護する。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年8月2日
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