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「制服新政」発表から1年あまり 生徒たちの「見た目」は果たして良くなった?

人民網日本語版 2016年09月08日14:41

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学生にとって「第二の皮膚」と言われる学生服は、本来、青春のエネルギーの象徴であるべきだ。だが、残念なことに、数年前から学生服に「毒性物質が含まれ、体に悪い」「あまりにもダサい」などのレッテルが貼られることで、子供たちの心身の健康に悪影響が及ぶ結果となった。このような状況に対応するため、政府4部・委員会は昨年6月、「小・中・高校学生服の管理業務強化に関する意見書」(以下、「制服新政」と略)を発表した。その後1年あまりが経過した今、全国各地における「制服新政」の実施状況はどのようになっているのだろうか。人民網が伝えた。

○高まる学生の「発言権」

4部・委員会が共同で発表した「制服新政」の規定によると、学生が自分から望んで制服を購入できる。また、所属校の制服のデザインや色を参考として、自ら制服を選択・購入あるいは製作することが許されている。

早くも2007年5月に、福建省福州市教育局は公文書を出し、「学校が独自に制服をデザインする」ことを認めた。これにより、屏東中高一貫校は他に先駆けて試行を実施し、福州市街区で初めてオリジナル制服を手掛ける学校となり、最終的に在校生による投票でデザインを決定した。

福建と同じように河南省においても、多くの学校が、学生が自主的に選んだ条件に合致した制服を採り入れるようになった。

○各地が制服の品質を厳しく管理 「毒制服」を一掃

「制服新政」の実施に伴い、各地で、「ダサい制服」を変える以外に、いわゆる「毒制服」を厳しく取り締まった。

例えば、「海南省教育庁小中高校学生服の管理業務徹底に関する通知」によると、各市・県の教育(教科)局および学校は、学生服を学生服メーカーから受け取る際に、法定検査機関が発給した「製品品質合格」報告書をメーカーに提出してもらい、しっかりと検収業務を行う必要がある。また、その際に、監査に備えるため、制服2セットを厳重に保管しておかなければならない。省教育庁は定期的に、落札メーカーが製造した学生服に対する抜き取り検査を実施する。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年9月8日

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