京都市立京都工学院高等学校ポスター(資料写真) |
進学先の高校を選ぶ時、学校の所在地や大学進学率を考慮するのが通常のパターンだが、日本の学生にとっては、制服のデザインや色が非常に重要な鍵となる。日本の共同通信社は23日、「日本では数年前から、制服姿でパフォーマンスを行うアイドルグループが増え、学校制服文化の推進に一役買っている」という著名制服メーカー「カンコー学生服」関係者の談話を引用して伝えた。
同社の調査によると、学生たちが今風でトレンドに乗った制服を希望する声は多く、学校側もオリジナルデザインの制服に学校のイメージを反映させたいと望んでいる。多くの高校生を見たところ、著名デザイナーによるデザイン、あるいはそのシーズンの世界的な流行を意識したデザインの制服は、かなり学校選択に影響を及ぼしていると考えられる。京都市立京都工学院高等学校は今年4月に開校した公立高校で、制服のデザインは、近年流行している少女漫画を模したものだ。学校側によると、同校は2校の工業高校が合併してできた学校で、生徒の9割は男子生徒という。このため、チャーミングな制服で女子学生を惹きつけたいと思っている。昨年開校した福島県立ふたば未来学園高等学校は、人気のアイドルグループAKB48のデザイナーに制服デザインを依頼した。学校側は、「本校の所在地は、福島原発から30キロメートル以内にあるが、学生の感覚を尊重して、制服にも学生の希望を取り入れたいと思った」と話している。新華社が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年6月28日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn