2016年10月27日、会期3日間の全国10大少数民族集会のイベントの1つ「中国黄平谷隴9・27苗族芦笙の会」が、貴州省黔東南苗(ミャオ)族トン(トンは人偏に同)族自治州黄平県谷隴鎮で行われた。当日は黄平県や周辺の県市に暮らす数十万人の苗族が、各地から谷隴鎮に集まった。最も注目を集めたのは、苗族の女性の絢爛豪華で銀を多用した衣装で、頭の先から、首、手、胸、背中までさまざまな銀製品で彩られていた。
黄平県谷隴鎮一帯の苗族の女性は、誰でもきらびやかな盛装用銀製品を1セット以上もっている。その多くは手作りの純銀製品で、価格は数万元(1元は約15.4円)にもなる。苗族の女性たちはお祭になると銀製品をまとって正装し、一堂に会する。銀色の光がきらめくその様子は、実に壮観だ。女性たちの様子から、苗族の輝かしい銀製品文化を知ることができ、苗族の人々の美にあふれた暮らしぶりもかいま見ることができる。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年10月29日
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