このほどメディアが伝えたところによると、国家外貨管理局は銀行の外貨両替における赤字が拡大している状況を踏まえて、一部の商業銀行に対して窓口指導を行い、適切な措置を取って、赤字を縮小するよう要求したという。同局の報道官は、「この報道は正確ではない」とした上で、「外貨管理当局は外貨送金や海外決済などを対象とした新たな管理コントロール措置は打ち出していない。ただ銀行に対し、現行の外貨管理規定を遵守し、事業展開における自律の要求を着実に履行するよう求めた。これまでと比べて、外貨管理政策は一貫性を保っており、いかなる変化もない。現在、各種の外貨の購入・支払いや決済取引はいずれも正常に行われている」と述べた。人民日報が伝えた。
同報道官によると、「今後は外貨管理では重点分野の改革を秩序をもって推進し、貿易投資の利便性レベルをさらに引き上げ、国境を越えた資金流動のモニタリングと警告を強化し、銀行が事業展開の自律メカニズムを整え、真実とルールに基づいたチェックなどの事業展開における要求と責任を厳格に履行し、外貨をめぐる違法行為やルール違反行為に厳しく対処する姿勢を保ち、中国の経済金融の安全を維持するよう支援していく」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年10月29日
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