杭州市霊隠寺で行われた、寺の外で粥の無料配布を行い、境内で参拝者の幸福を祈り、僧が誦経し、仏を供養するといった「臘八節」の伝統行事に多くの市民が参加した。そしてこの「霊隠寺臘八節習俗」が5日、浙江省第5期無形文化遺産に登録された。新華社が伝えた。
臘八節に関わる伝統行事は千年以上の歴史を持つ。蘇軾の詩にも、北宋時代に霊隠寺の臘八節の盛況が記録されている。安全面を考慮し、2015年より境内での臘八粥の集団配布が停止されたが、寺の外ではこれまで通り行われている。霊隠寺の僧やボランティアらはこの1週間、臘八粥を30万食炊き出しし、学校や福祉施設などにも届けている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年1月6日
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