内モンゴル自治区の集寧―通遼区間を走行する6041/42号列車は集通鉄道会社が運行させている唯一の石炭燃焼ボイラーで乗客に暖房と水を提供する列車。同列車は8両編成で、通過する82駅全てで停車し、走行距離は997キロメートル、往復に46時間を要する。新華網が伝えた。
同列車の停車駅の沿線には国が指定した貧困者支援エリアが広がっており、同列車の切符は20年間常に最低価格で提供されてきた。一番安い切符はわずか2.5元(約42円)となっている。
同列車は停車駅が多く、切符も安いため、沿線に住む農牧民たちの外出に大いに役立っており、現地の人々は親しみを込めて同列車を「市民のバス」と呼んでいる。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年1月23日
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