海洋観測船「向陽紅09」が6日、有人潜水艇「蛟竜号」を搭載し、インド洋北西部に向かい出発した。これにより深海センターが担当する2017年試験的応用航行(中国大洋第38航行段階)が、正式に始まった。今回の航行は3段階に分かれ、インド洋北西部多金属硫化物のほか、南中国海とヤップ海溝、マリアナ海溝の大洋資源・深海先端科学調査を行う。実施期間は2017年2月6日から6月9日の124日間で、150人以上の隊員が参加する。人民日報が伝えた。
これまでの蛟竜号の航行と比べ、今回は海上での連続作業時間が最も長く、調査範囲が最大の試験的応用航行であり、31回を予定している潜水任務は過去最高の回数となり、そのうちの7回は水深6000メートル以上の大水深潜水となる。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年2月7日
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