ローマのアルジェンティーナ劇場では12日、中国とイタリア文化が融合した京劇「ファウスト」の公演が行われた。「ファウスト」とは、ドイツの文人ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの代表作である。京劇「ファウスト」では、同名作の「悲劇の第一部」を改編した。新華網が伝えた。

第一部では、50代の学問を究めたファウストだが満足の行かない人生に悲観し、悪魔の誘惑のもと自分の魂と引換えに、若返り人生をやり直す契約を結ぶ。純粋な少女グレートヒェンと出会い恋に落ちるが、最終的に悲劇に終わるストーリーだ。（編集TK）

「人民網日本語版」2017年3月16日