中国発展ハイレベルフォーラムの年次総会が19日午前に北京で開幕し、張高麗副総理(中共中央政治局常務委員)が開幕式で挨拶を述べた。人民日報が伝えた。
張氏は「中国の経済発展と世界経済は密接な関係にあり、促進し合っている。中国は国際社会と共に努力して、強固で、持続可能で、均衡ある、かつ包摂的な発展の道を歩むよう世界経済を後押しし、人類運命共同体をともに築くことを望んでいる。揺るぎなく経済のグローバル化を推し進め、様々な形の保護貿易・投資主義に反対し、グローバル化が各国の人々により良く恩恵をもたらすようにする必要がある。革新型世界経済をともに建設し、革新に原動力を、改革に活力を与え、世界経済の中長期成長の潜在力を高める必要がある。国際経済構造の新たな変化に適応して、より公正で合理的なグローバル・ガバナンスシステムの形成を後押しする必要がある」と表明した。
フォーラムは国務院発展研究センターの主催で、「中国と世界:経済のモデル転換と構造改革」がテーマ。開幕式には国内外の専門家や学者、実業家、政府高官、国際機関代表が出席した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年3月20日
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