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人民網日本語版>>社会・生活

山あいの学校で38年間教鞭をとり続ける教師

人民網日本語版 2017年05月29日11:01

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甘粛省隴南市康県高石教学点(元高石小学校)では 1人の教師が5人の生徒に授業をしている。校長兼教員の李占栄さんは1979年3月から現在まで、40年近くここ高石小学校で教鞭をとり、高石小学校の移り変わりを見てきた。1980年代、同校は教員3人、生徒数70人以上と、教員も生徒数も最も多い時期だった。その後は徐々に人数が減り、1990年代末には、教員が李さん1人と生徒も40人あまりとなった。2012年、高石小学校は正式な小学校ではない「教学点」となった。李さんは、「このような山の中では、余裕がある家庭は、子供を村の中心小学校に通わせるが、貧困家庭の子供はこのような教学点で学ぶしかない。子供を村の学校に通わせている家庭でも、家賃や家庭教師など、家庭の支出が増加し、経済的負担が増大している」と話す。2016年10月現在、同市には945ヶ所の「教学点」があり、生徒数が10人未満の「教学点」が618ヶ所となっている。新華網が伝えた。(編集TK)

「人民網日本語版」2017年5月29日


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