中国が独自に開発した国内最大直径のトンネルボーリングマシン(TBM)「彩雲号」が1日、昆明中鉄電建の総組立ラインで完成した。彩雲号の掘削径は9.03メートルに達し、中国が自主開発した最大直径のTBMとなり、国内の9メートル以上の大直径TBMの空白を埋めた。中鉄トンネル集団によると、彩雲号は雲南省大理-瑞麗鉄道高黎貢山トンネルで使用される。雲南省南西部の地質構造は運動が活発で、地理的条件が複雑だ。特に高黎貢山は一般的な爆破掘削では施工が困難だ。大直径TBMによる施工作業は、今回が初となる。新華網が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年8月2日
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