今年の8月1日から7日は第26回「世界母乳育児週間」。母乳保育を推進する中、病院は重要な役割を担っている。新華網が伝えた。
北京協和医院のNICU(新生児集中治療室)では、生まれたばかりにもかかわらず母親の元から離された赤ちゃんたちに、24時間体制で母親から預かった母乳をすぐに飲ませている。母乳の量が足りない状況でも、母乳を優先して飲ませる方針を取っている。また、「カンガルーママ」と呼ばれる、赤ちゃんの退院後の母乳育児と母子関係に有効的なケア方法も2、3年前からNICUで実践している。早産で生まれた赤ちゃんの体重と各数値が標準値に達した後、母親は病床の傍で、赤ちゃんとスキンシップを取ったり、直接母乳を飲ませたりすることができる。母子の関係を促進させるだけでなく、母親の心配事を解消し、退院後の赤ちゃんのケアを学ぶことができる。更には、赤ちゃんの入院日数を短縮することもできるという。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年8月10日
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