中国次世代遠洋総合科学観測船「科学号」は現在、人類が探索したことのない西太平洋カロリン海山の科学観測を実行中だ。科学号に搭載されている遠隔操作無人潜水艇「発現号」は本航行段階ですでに6回潜水し、豊富な生物サンプルを集めている。これには非常に珍しい深海生物も含まれる。新華網が伝えた。
発現号はカロリン海山北側、水深1200メートル前後のエリアで、「ダンボ・オクトパス」を捕獲した(21日撮影)。これはあまり知られていない、グリムポテウティス・ディスコヴェリュイという特殊なタコだ。温帯・熱帯・寒帯海域の大陸棚に広く分布し、水深100−7000メートルの間で生息している。
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