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砂漠の端を走る「ミニ普通列車」 和田地区の移動便利に (11)

人民網日本語版 2017年12月15日11:07
砂漠の端を走る「ミニ普通列車」 和田地区の移動便利に
5809号列車で乗客が荷物を棚に置くのを手伝う乗務員(11月24日、撮影・趙戈)。

新疆維吾爾(ウイグル)自治区のタクラマカン砂漠南西部を走る喀什(カシュガル)と和田(ホータン)を結ぶ19両編成の緑皮火車(旧式の普通列車)である「和田玉龍号」は、運行1回あたり1千人近くの旅客を輸送することが可能で、現在もディーゼルエンジンを採用している。新華網が伝えた。

和田地区は新疆南部に位置し、長い間交通が不便なエリアだった。2011年6月、「和田玉龍号」が初めて正式に開通し、和田地区の列車未開通の歴史に終止符が打たれ、新疆南部の人々の交通スタイルに大きな変化をもたらした。2016年末、同列車のダイヤ調整が行われて運行回数が増え、現地の人々の移動がさらに便利になった。

電気化や高速鉄道がますます普及している現在、同列車はまるで砂漠の中を走る「ミニ普通列車」といった感を否めないが、そのコストの安さと経済効果が沿線住民に利益をもたらしている。運行実績はわずか6年間ながら、砂漠の端を走る「ミニ普通列車」はすでに延べ1500万人の人々を運んでいる。(編集YK)

「人民網日本語版」2017年12月15日


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