チベット仏教に用いられる布製宗教画の「タンカ」を展示する「青海タンカ芸術展」が17日、北京市の中国美術館で開幕した。同展覧会では、熱貢地域で作られた「熱貢(レゴン)タンカ」を中心に、青海省の西寧、玉樹、果洛、海南蔵(チベット)族自治州、海北蔵(チベット)族自治州から集まった31人の中国工芸美術職人や中国省級工芸美術職人らの手によって制作された彩絵タンカ、赤タンカ、黒タンカ、金タンカなど48点の作品が展示された。「青海タンカ」の発祥地は、同省黄南蔵(チベット)族自治州同仁地区で、昔はこの地区が「熱貢」と呼ばれていた。チベット語で「タンカ」とは絵巻物を意味し、タンカや彩塑(伝統的彫刻の一種)、堆繍(刺繍の一種)、木刻などの芸術作品は「熱貢芸術」という総称で呼ばれている。中国新聞網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年1月19日
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