第13期全人代第1回会議は20日午前、北京の人民大会堂で閉幕を迎えた。習近平国家主席は閉幕式で重要談話を行い、「幸せになるには奮闘すべし」や「どんなに長い道も歩き続ければ必ず到着できる」、「新時代は全ての人々のもの」と力強く語った。ここでは人民日報が習主席の重要談話から厳選した金言10フレーズを見てみよう。
■人民を常に心の中で最高の位置に
「全ての国家公務員は、どれだけ高い地位だろうと、われわれの共和国は中華人民共和国であることを銘記し、人民を常に心の中で最高の位置に据え、常に誠心誠意人民に奉仕し、常に人民の利益と幸福のために努力しなければならない」
■人民は歴史の創造者であり、真の英雄
「人民は歴史の創造者であり、真の英雄だ。波乱に満ちた中華民族の発展の歴史は中国の人民が記してきた歴史であり、広大で豊か、奥深く精緻な中華文明は中国の人民が創造した文明だ。悠久の歴史を経つつもますます輝きを放つ中華民族精神は中国の人民が培った精神であり、中華民族が立ち上がり、豊かになり、そして強くなるための偉大な飛躍を遂げたのは中国の人民が奮闘した結果だ」
■幸せになるには奮闘すべし
「自らは何もせず、他者から成果を得るといったような都合の良い事がこの世にある訳がなく、幸せになるには奮闘しなければならないことを、中国の人民は古来より知っている」
■四分五裂した国に発展や進歩はあり得ない
「団結こそが力であり、団結して初めて前進できる。四分五裂した国に発展や進歩はあり得ないことを、中国の人民は自らの経験から深く認識している」
■どんなに長い道も歩き続ければ必ず到着できる
「どんなに高い山も登り続ければ最後には山頂にたどり着けるし、どんなに長い道も歩き続ければ必ず到着できると、中国の人民は信じている」
■時は人を待たず、わずかな怠けも許されない
「ビジョンを現実に変えるのは、新たな長征。その道程はまだ長いが、時は人を待ってはくれない。だからわずかな怠けも許されない。われわれは現状に満足し、安逸をむさぼり、楽しさに憂いを忘れては断じてならず、初心を忘れず、使命を銘記し、奮起し、新時代の輝かしい業績の創造に努力しなければならない」
■人民が支持するか否かをあらゆる取り組みの利害を判断する根本基準に
「人民が支持するか否か、賛成するか否か、喜ぶか否か、認めるか否かをあらゆる取り組みの利害を判断する根本基準とし、人民が最も関心を寄せる最も直接的で、最も現実的な利益の問題をうまく解決すべく力を注ぎ、中国の全ての人民が中華民族の偉大な復興の実現という歴史的過程において幸福と栄光を享受できるようにする」
■祖国の分裂を図るあらゆる行動と小細工は失敗する運命にある
「祖国の分裂を図るあらゆる行動と小細工は失敗する運命にあり、人民の強い非難と歴史の懲罰を受けることになるだろう。人民には国家分裂を図るあらゆる活動を打ち砕く揺るぎない意志、十分な自信、十分な能力がある。中国の人民と中華民族には共通の信念がある。それはわが偉大な祖国の領土は一寸たりとも中国から分割しては絶対にならないし、絶対にできないということだ」
■この世には正しい道理が自ずとある
「あらゆる人を脅威と見なすのは、他者を威嚇することに慣れている者だけだ。人類の平和と発展のために貢献したいという中国人民の誠実な願いと実際の行動を、いかなる者も読み誤るべきでないし、ましてや曲解すべきではない。この世には正しい道理が自ずとある」
■新時代は全ての人々のもの
「新時代は全ての人々のものだ。一人一人が新時代の目撃者であり、創始者で、建設者だ。心から団結し、共に奮闘しさえすれば、いかなる力も夢を実現する中国の人民の歩みを阻むことはできない」
(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月20日
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