習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は26日午後に武漢で長江経済ベルトの発展推進に関する座談会を開き、重要談話を発表した。新華社が伝えた。
習総書記は「長江経済ベルトの発展推進は党中央の重大な政策決定であり、国の発展の全局に関わる重大な戦略だ。新情勢下において長江経済ベルトの発展を推進するうえで鍵となるのは、全体的推進と重点突破、環境保護と経済発展、全体的計画と長期的成果、旧原動力の除去と新しい原動力の育成、自己発展と協同発展との関係を正しく把握し、新発展理念を堅持し、『安定を維持しながら前進』の総政策基調を堅持し、大開発ではなく大保護を堅持し、改革革新、戦略的統合的計画、計画誘導を堅持して、長江経済ベルトの発展によって質の高い経済発展を推進することにある」と強調した。
習総書記は長江経済ベルトの発展推進において正しく把握すべき5つの関係を明確にした。
(1)全体的推進と重点突破との関係を正しく把握し、長江の環境保護・修復作業を全面的に仕上げる。
(2)環境保護と経済発展との関係を正しく把握し、環境優先と環境にやさしい発展を共に推進する新たな方法を探る。
(3)全体的計画と長期的成果との関係を正しく把握し、ビジョンを揺るがず貫徹する。
(4)旧原動力の除去と新しい原動力の育成との関係を正しく把握し、長江経済ベルトによる現代的経済システムの構築を推進する。
(5)自己発展と協同発展との関係を正しく把握し、長江経済ベルトを有機的に融合した効率的な経済体とすべく努力する。
(編集NA)
「人民網日本語版」2018年4月27日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn