朝鮮バス事故　習近平総書記が重要指示

朝鮮黄海北道で22日午後6時頃、中国人観光客34人の乗る観光バスが橋から転落する重大な交通事故が起きた。これまでに中国人観光客32人が死亡し、2人が重傷を負っている。新華社が伝えた。

中国共産党中央と国務院は事故を非常に重視。習近平中共中央総書記（国家主席、中央軍事委員会主席）は直ちに重要指示を出した。習総書記は重要指示で、外交部（外務省）及び在朝中国公館に対して▽必要なあらゆる措置を講じ、朝鮮側と調整して事故の処理に全力であたる▽負傷者の救助に全力を挙げ、犠牲者への善後処置を仕上げる――よう指示し、関係する地方に対しても死傷者の家族への対応に自発的にあたるよう指示した。

習総書記は「最近、様々な事故が頻繁に起きており、非常に重視しなければならない。間もなくメーデー休暇を迎え、旅行者が増える。各地区・関係当局は安全対策をしっかりと講じ、安全対策の責任制をしっかりと実行に移し、安全上の隠れたリスクを踏み込んで逐一チェックし、防止策を強化し、緊急措置を整え、人民大衆の命と財産の安全を確保する必要がある」と強調した。（編集NA）

「人民網日本語版」2018年4月24日