習近平国家主席は9日に山東省青島市で、インドのモディ首相と会談した。新華社が伝えた。
習主席は、「1ヶ月ほど前に、私とモディ首相は湖北省武漢市で非公式会談を行い、重要な共通認識にいたった。両国と国際社会は今回の会談を積極的に評価しており、中国・インド関係の発展に注目してこれを支援する積極的なムードが形成されつつある。中国はインドとともに、武漢での会談を新たな起点として、政治的な相互信頼を持続的に増進し、互恵・協力を全面的に展開し、中国・インド関係のよりよい、より迅速で、より安定した、前向きな発展を推進していきたい」と述べた。
また、習主席は、「中国とインドは武漢会談でのコンセンサスの実施で、すでに初期の成果を多く上げている。双方は今後さらに努力を重ね、コンセンサスの実施を強化し、戦略的意思疎通を維持し、経済貿易協力を展開し、人的・文化的交流を推進し、国際問題および地域問題における協調と協力を強化しなければならない」と強調した。
さらに、習主席は、「インドが上海協力機構(SCO)のメンバーとして初めてSCO首脳会議に出席することを歓迎する。中国はインドをはじめとする加盟国とともに、『上海精神』をともに発揚し、SCOの健全で安定した発展を推進していきたい」と述べた。
モディ首相は、「インドは武漢での非公式会談を土台として、両国関係の持続的で前向きな発展を推進したい。インドは新メンバーとして、SCOで積極的な役割を果たし、中国が開催するSCO青島サミットが成功するよう支援したい」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年6月10日
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