習近平国家主席は22日、カメルーンのビヤ大統領と人民大会堂で会談した。両首脳は両国親善の厚い基礎や協力の大きな潜在力を十分に発揮して、両国関係をさらに高い水準へ押し上げていくことで一致した。
習主席は「ビヤ大統領はアフリカの経験の厚い指導者であり、中国人民の古くからの友人でもある。ビヤ大統領は今年初めて訪中したアフリカの元首であり、全国両会後初めて訪中した外国の元首でもある。中国にとってカメルーンはアフリカにおける伝統的友好国、重要な協力パートナーだ。国交樹立から47年、両国は常に互いを尊重し合い、対等に接し合い、互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題で理解し合い、支持し合ってきており、両国の友好は人々の心に深く浸透している。中国側はカメルーン側と共に両国協力を深め、両国関係の戦略性を強化し、両国関係をより高い水準へ押し上げて、両国民に一層の幸福をもたらすことを望んでいる」と表明。
「中国とカメルーンは上層部及び各レベルの交流を継続し、引き続き互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題で揺るぎなく支持し合う必要がある」と強調した。
また「中国側は『正しい義利観』を堅持し、『真実親誠』の対アフリカ政策理念を遂行している。中国アフリカ協力の要義は、中国自身の発展とアフリカの発展への助力を緊密に結びつけ、協力・ウィンウィンを実現することにある。国際情勢がどう変転しようとも、中国がどの段階まで発展しようとも、中国は常にアフリカなど無数の発展途上国と共にあり、いつまでもアフリカの誠実な友人、信頼できるパートナーであり続ける」とした。
ビヤ大統領はカメルーンの政府と国民を代表して習主席の再選を改めて真摯に祝福。「中国の長年の友好的支援はカメルーンの経済・社会発展を促進し、カメルーン国民に直接的に幸福をもたらした。カメルーンは『一帯一路』イニシアティブを高く称賛し、中国アフリカフォーラムの枠組での協力を支持している。中国の対アフリカ政策はアフリカで広く歓迎されている。カメルーンは『一つの中国』政策を断固として支持する。国連など多国間の枠組で中国側との交流や協力を緊密化したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月23日
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