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中国、留学帰国者に一番人気の業界は金融とテクノロジー

海归回国就业最想入哪行?金融与科技是首选

人民網日本語版 2018年06月19日14:22

6月14日,职场社交平台LinkedIn(领英)在北京举办2018全球化人才战略论坛并发布了中国海归人才报告。报告指出,对海归人才来说,新一线城市的吸引力稳步上升,金融与科技领域依然是海归的首选。

世界最大級のビジネス特化型SNS・LinkedInは14日、北京で「2018グローバル化人材戦略フォーラム」を開催し、中国の留学帰国者に関する報告を発表した。同報告によると、留学帰国者にとって、新一線都市の魅力が増えており、金融、テクノロジーなどが留学帰国者に人気の分野となっている。

报告显示,2011-2017年,海归人数呈现逐年上升趋势。从海归人才的年龄结构上看,尽管20-29岁的年轻人依旧是海归人才的主力军,但这部分人群占海归人才总体的比例已经从2013年的79.7%下降到2017年的52.2%。

報告によると、2011-17年、留学帰国者の数は年々増加した。留学帰国者の年齢層を見ると、20-29歳の若者が依然として一番多いものの、この世代が占める割合は13年の79.7%から17年には52.2%にまで下降した。

与此同时,30-40岁海归的占比从2013年的16.5%,激增至2017年的30.6%。特别是从2015年以来,30-40岁的成熟人才回国比例有极为明显的攀升。这一群体多在海外工作多年、有着丰富的经验,他们回国后多担任企业的高级职位,挑起业务的大梁。

また、30-40歳の留学帰国者の割合は13年の16.5%から、17年には30.6%に急上昇した。特に15年以降、30-40歳の経験豊富な人材が帰国する割合が目に見えて上昇している。この世代の人材は海外で長年仕事をして、経験も豊富なため、帰国後も企業で管理職に就くなど、柱のような存在となっている。

对归国感兴趣的华人中,最偏好的国内城市是上海、北京、深圳、广州四大一线城市。沿海新一线城市杭州、南京、苏州等紧随其后。中西部地区中,成都近年来迅速发展,甚至超越了一些沿海城市。

帰国に関心を持つ華人に最も人気の中国の都市は上海、北京、深セン、広州の四大一線都市だ。沿海新一線都市の杭州、南京、蘇州がその後に続く。中・西部地域を見ると、成都が近年急速に発展しており、一部の沿海都市を上回っている。

值得一提的是,从已经回国的海归人才选择的城市来看,若观察逐年分布情况,上海和北京所占百分比明显下降,而以杭州和成都为代表的新一线城市的吸引力逐年上升。

すでに帰国した留学帰国者が選んでいる都市を見ると、上海と北京が占める割合が明らかに年々下がっているのに対して、杭州や成都を代表とする新一線都市の人気が右肩上がりになっているのは注目に値する。

报告分析称,这也说明中国城市发展逐渐趋于平衡,就业机会、生活水平的差异越来越小,这一点也反过来加速了海外华人归国的脚步。

報告は、「これは、中国の都市の発展のバランスは少しずつ良くなり、就職のチャンスや生活水準の差がますます縮まっていることを示している。そして、そのことが、海外の華人の帰国を加速させる要因にもなっている」と分析している。

海归回国以后的去向行业中,金融和高科技位居前两位。报告称,逐年趋势表明,高科技行业逐渐超越并取代了制造业原来第二名的地位,虽然二者现阶段占比相差不大,但考虑到科技企业走出国门征才的消息屡见报端,对海外人才的关注点也聚焦在云计算、人工智能、区块链等高科技领域,这一差距还有扩大的趋势。

留学帰国者が帰国後に働いている業界を見ると、一番多いのが金融で、次がハイテクとなっている。報告によると、ハイテク業界は年を追うごとに、もともと2位につけていた製造業に取って代わる存在となっており、二者の差は現段階ではそれほど大きくないものの、テクノロジー企業が海外からの人材呼び込みを強化しているというニュースが多く、その分野もクラウドコンピューティング、人工知能、ブロックチェーンなどのハイテクの分野に集中していることを考えると、その差は今後拡大すると見られている。

此外,从海归留学生的教育背景上来看,从2011年到2017年,拥有工商管理专业学历的人才数量几乎没有变化,而计算机科学专业的归国留学生数量则增长了两倍多。分析称,这或许从另一个侧面表明中国的高科技互联网行业正在对计算机技术专业人才产生更强的吸引力。

その他、留学帰国者の教育背景を見ると、11-17年、経営学を専門に学んだ人材の数はほとんど変化がないのに対して、コンピューターサイエンスを専門に学んだ人の数が2倍以上に増えている。これは、中国のハイテク・インターネット業界が、コンピューター技術を専門に学んだ人材の呼び込みを一層強化していることを側面的に示していると分析されている。

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