わずか60秒で、小米の携帯電話数万台が売り切れた。お掃除ロボットの売り上げが前年同期の1092倍増加した。ECプラットフォームが端午節(端午の節句、今年は6月18日)にちなんで打ち出したショッピングイベント「6・18年中ショッピング節」では、このような華々しい成果が相次いで伝えられた。人民日報海外版が伝えた。
今年の「6・18」は6月1日にスタートし、期間中に端午節と2018FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会を迎え、大手ECプラットフォームは軒並み記録を更新した。上記の数字は中国人の消費力の力強さを改めて世界に示したといえる。
▽男性の化粧品購入額が61%増加
6月18日午前0時を過ぎてまもなく、大手ECプラットフォームは買い物ラッシュがピークに達した。天猫(Tmall)では、わずか10分で聯想(レノボ)旗艦店の売上高が昨年の6月18日一日の売上高を上回った。同じ頃、京東の累計受注金額は1275億元(1元は約17.0円)に達した。
消費の記録が次々に塗り替えられる中、中国ブランドの勃興、消費のバージョンアップ、消費者の個性の発揮が注目を集める重要ポイントになった。
「6・18」期間中、国産の携帯電話端末「小米8」が天猫で発売されると、数万台がわずか60秒であっという間に売り切れた。京東の携帯ブランド売り上げ番付上位10位をみると、華為のブランド「栄耀」の端末が飛ぶように売れたことがわかる。
「80後」(1980年代生まれ)や「90後」(1990年代生まれ)が消費の主力になるにつれ、生活の質により一層注目するという消費の特徴がますます顕在化してきた。天猫では「6・18」期間中、窓ふきロボットの売り上げが4倍増加し、自動野菜洗浄機は23倍増加し、生ごみ処理機は266倍増加し、お掃除ロボットは1092倍増加した。新しい家電製品は幅広く歓迎されたといえる。
化粧品の消費は今や女性の専売特許ではない。京東のビッグデータ分析によると、6月1~17日に化粧品を買った人のうち、男性の占める割合が前年同期比61%増加したという。
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