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漢詩で詠まれている「ライチを1日に300個」は絶対にダメ!

日啖荔枝三百颗? 千万别!

人民網日本語版 2018年06月19日15:04

眼下正是荔枝上市的时候。苏轼诗中有云:日啖荔枝三百颗,不辞长作岭南人。意思是每天能吃上这么多荔枝的话,情愿长期在这里生活。不过,最近广州一位7岁的小朋友就因为空腹吃了太多的荔枝而昏迷,被诊断为“荔枝病”。好在抢救及时,最终顺利脱险。

今まさにライチのシーズンが到来している。ライチと言えば、中国の有名な詩人の蘇東坡が「日啖茘枝三百顆 不辞長作嶺南人」と詠み、たくさんライチを食べれるのなら、このままここで暮らすのも悪くないというほど好んで食べていたようだ。しかし最近、広東省広州市の7歳の子供が空腹の状態で、大量のライチを食べたところ気を失ってしまい、「ライチ病」と診断された。幸い応急処置が間に合い、最終的に危険は脱したという。

“荔枝病”是什么病?航空总医院营养科营养师张田解释说,所谓“荔枝病”,是指每年的六七月份,在荔枝上市的季节,很多人进食大量荔枝后,出现头晕、心悸、面色苍白、全身乏力、口渴、饥饿等症状,严重的还会出现四肢抽搐、脉搏细而快速、血压下降、心率失常甚至休克。

「ライチ病」とはどのような病気だろうか。航空総病院栄養科の栄養士である張田氏によると、いわゆる「ライチ病」とは毎年6−7月のライチが市場に出回る季節に、大量のライチを食べたことで、めまい、動悸、血色不良、全身の倦怠感、口の渇き、空腹感といった症状が出ることを指す。深刻な場合は全身が痙攣し、脈が弱まり、脈拍数が上がり、血圧が低下し、心拍が乱れ、ショック状態に陥る。

说得通俗一些,“荔枝病”实际上就是低血糖。

分かりやすく言うと、「ライチ病」とは低血糖症状のことだ。

如何预防“荔枝病”呢?其实也很简单,那就是适可而止。

とはいえ、ライチ病の予防は実に簡単で、適量を食べればよいというだけ。

首先,吃熟透的荔枝;其次,要控制量,不要一次吃太多。中国居民膳食指南建议每日水果的进食量在200―350克范围,因此,成年人每次吃荔枝不要超过300克,约10枚左右,儿童进食荔枝在此基础上应减半。

まずは熟したライチを食べること。次に食べる量をコントロールし、一度に食べ過ぎないようにすること。中国人食事ガイドブックによると、毎日の果物摂取量は200−350グラムの範囲内となっている。そのため成人は毎回ライチを300グラム以上摂取してはならず、約10個ほど以下にするべきだ。子供の場合、基本的にその半分ということになる。

最关键的是,不要空腹、久饿的时候吃荔枝。有人认为,荔枝糖分高,多吃几粒就不用再吃饭。那可就大错特错了。最好的办法就是在餐后半小时再吃,或者吃荔枝前适当吃点碳水化合物丰富的食物,如面包、小点心等。 

最も重要なのは、空腹時にライチを食べないこと。ライチは糖分が高いため、ちょっと多めに何個か食べれば、ご飯代わりになると言う人もいるが、これは大間違いだ。できれば食後30分経過してから食べるか、ライチを食べる前に炭水化物の豊富なパンやお菓子などを食べた方が良い。

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