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「笹川良一ヤング・リーダー奨学基金25周年記念式典」が北京市で開催

人民網日本語版 2018年07月02日15:48
「笹川良一ヤング・リーダー奨学基金25周年記念式典」が北京市で開催
挨拶する北京大学の林建華校長。

笹川良一ヤング・リーダー奨学基金(Sylff)25周年記念式典が6月30日、北京市で開催された。北京大学の林建華校長や日本財団の笹川陽平会長の他、中国に設立された10校のSylff校から約200人の奨学生が北京大学に集まり、記念式典及びシンポジウムに参加。Sylffの25年間における軌跡を振り返り、今後のさらなる飛躍へと向けて新たな一歩を踏み出した。人民網が伝えた。

北京大学は、中国で初めてSylff校に認定された第1陣の大学の1つだ。当日の記念式典において北京大学の林建華校長は、「中国の大学生たちの成長は、世界各国の様々な業界の人々による支えがあってこそのもの。Sylffが1992年、北京大学に設立されて以来、同校の優秀な学生や教師1000人以上を支援した。北京大学の学生や教師たちのグローバルな視点の拡大や社会的貢献の参加、グローバル人材の育成や交流などの分野において大きな貢献となった」と日本財団及び笹川陽平会長に深い敬意を表した。

笹川陽平会長は、「Sylffは1987年にグローバルな人材を養成するという主旨のもと設立された。31年経った現在、同プログラムにはすでに世界44ヶ国、69校の著名な大学が参加している。Sylff校は通常1ヶ国1つの学校のみのところ、中国の地域性を配慮し、10大学にまで拡大した。各大学の先生や学生たちの努力の結果、すばらしい人材の輩出をここ中国で目の当たりにすることができ、感無量だ」とSylffのこれまでの歩みを振り返った。

中国教育国際交流協会の趙霊山秘書長は、同プログラムが今後の発展に向かうために次の3点を提案した。1点目は、各大学で引き続き管理チームの建設を強化し、校長クラスのリーダーが同プログラムの統括責任者となり、選考基準の更なる規範化を図ること。2点目は、中日双方が共に同プログラムの管理方法を協議し、世界的影響力を持ち、広く注目されるブランド価値のある奨学金にしていくための努力をすること。3点目は、フェローは奨学金を受給した後も引き続きSylffの発展に注目し、プログラムに参加し、中国や世界の繁栄のために智慧と力を尽くして貢献することだ。

Sylffは日本財団の奨学金プログラムで、人類の平和と利益のため、積極的にグローバル事業に携わり、リーダーシップを発揮できる優秀な人材の養成を目的に設立された。中国では1992年にプログラムが開始され、教育部の推薦により合計10校の重点大学がSylff校に認定された。25周年記念式典は北京大学に続き、蘭州大学、吉林大学、南京大学、復旦大学でも行われる。来年は新疆大学、内モンゴル大学、雲南大学、重慶大学、中山大学への訪問も予定している。現在、同プログラムのフェロー数は1万6千人を超え、中でも中国人フェローは半数を超える。一般的な奨学金制度と異なり、Sylffは奨学金を受給して終わりではなく、継続的に支援を行っていく。奨学金の受給以外にも、同プログラムのフェローは様々な学術研究や交流プログラムにおいて支援を受けられるという。(編集TK)

「人民網日本語版」2018年7月2日


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