中国アフリカ協力フォーラム北京サミットは4日、人民大会堂で円卓会議を開いた。習近平国家主席が第1段階、共同議長国・南アフリカのラマポーザ大統領が第2段階の議長を務めた。会議は「より緊密な中国アフリカ運命共同体の構築に関する北京宣言」と「中国アフリカ協力フォーラム―北京行動計画(2019-2021年)」を採択した。新華社が伝えた。
習主席は「北京サミットは中国アフリカ協力フォーラムの発足以降の18年、特に2015年のヨハネスブルグサミット以降に中国とアフリカの包括的・戦略的協力パートナーシップが得た目覚ましい発展を共に振り返り、中国アフリカ『10大協力計画』の全面的実行の状況を審議し、これに満足の意を示した。われわれは責任を共に担い、協力・ウィンウィンを図り、幸福を共に享受し、文化を共同振興し、安全を共同構築し、和やかに共生する中国アフリカ運命共同体を手を携えて構築し、中国アフリカ関係の政治的基礎を強固に築き、中国とアフリカの人々の感情をしっかりと結びつけ、中国アフリカ協力の時代的内包を拡充することを一致して決定した」と指摘。
「われわれはサミット成果文書を全会一致で採択し、中国アフリカ関係発展の方向性を指し示した。『中国アフリカ協力フォーラム―北京行動計画(2019-2021年)』は今後3年間及び今後一定期間の中国とアフリカの各分野の実務協力について計画を立て、手を携えて『8大行動』を実施し、中国アフリカ協力の質と効果の向上を推進する中国とアフリカの揺るぎない意欲を示し、中国とアフリカの協力・ウィンウィン、共同発展という新たな青写真を描いた」と指摘した。
習主席はさらに「サミットは国際情勢、平和・安全、グローバル・ガバナンスなど重大な国際・地域問題について踏み込んで意見交換した。われわれは意思疎通と協力を強化し、開放型世界経済と多角的貿易体制を断固として守り、保護主義と一国主義に反対し、互いの核心的利益と途上国全体の利益を共同で守り、相互尊重、公平・正義、協力・ウィンウィンの新型の国際関係の構築を積極的に推進し、人類運命共同体の構築に新たな一層の貢献をすることを決意した」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年9月5日
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