中国アフリカ協力フォーラムの第7回閣僚級会議が2日北京の釣魚台迎賓館で開催された。王毅国務委員兼外交部長(外相)、鐘山商務部長(商務相)と南アフリカのシスル外相、デービス貿易産業相が共同議長を務めた。同会議には中国アフリカ協力フォーラムを構成するアフリカ53ヶ国の外相と経済・貿易担当閣僚または代表、アフリカ連合委員会の上層部が出席した。新華社が伝えた。
王部長と鐘部長はヨハネスブルグサミットならびに第6回閣僚級会議後の取り組み状況を報告。王部長は、「過去3年で中国アフリカ双方は平等と相互信頼を堅持し、政治関係を全面的に向上させてきただけでなく、互恵・ウィンウィンを深化させ、経済・貿易協力で実り豊かな成果を得た。また、相互学習・参考を拡大し、人的・文化的交流を盛り上げ続け、互いに見守り助け合い、安全保障協力を踏み込んで実施してきた。さらに、団結・協力を強化し、国際問題で緊密に歩調を合わせてきた。このようにヨハネスブルグサミットの各措置は全て実行に移され、中国アフリカ協力フォーラムは模範を示す効果を強めている」と指摘した。
会議は「より緊密な中国アフリカ運命共同体の構築に関する北京宣言」と「中国アフリカ協力フォーラム―北京行動計画(2019-2021年)」の草案を採択した。なお、同草案は北京サミットに提出される。
また、同会議ではガンビア、サントメ・プリンシペ、ブルキナファソのフォーラムへの参加を歓迎し、祝した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年9月3日
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