春節(旧正月、今年は2月5日)を前に、故宮博物院から初めて正式授権を受けたクリエイティブグッズのポップアップ・ストアが上海南京路のあるモールに登場した。中国の要素がたっぷり詰まった新春をテーマにしたインテリアや没入型インタラクティブ体験展などが設けられている。店内には故宮の手帳や可愛らしい「故宮猫」シリーズなど関連グッズ300点以上のクリエイティブグッズが並び、宮廷風でめでたい赤色の紐を使ったブレスレットや清の高級官吏が皇帝に朝見し議事を行うときに着用する装飾品「朝珠」の手作りができるクリエイティブグッズの手作り教室も開かれ、訪れた人々が身近にそして交流する形で故宮の文化を体験することができる。人民網が伝えた。
ポップアップストア全体はまるで宮殿のような造りとなっており、朱色の柱に山吹色の祥雲、ラピスラズリ色の模様など、皇帝の住む宮殿の威厳を再現している。こうした伝統的な特徴を保ちつつ、スタイリッシュさも兼ね備えており、古さと新しさが共存する空間を生み出し、ストアに一歩足を踏み入れるとまさに600年前の紫禁城にタイムスリップしたような感覚を体験することができる。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年2月2日
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