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5年連続で内モンゴル代表団による審議に参加 習近平総書記は何を重点的に語ったのか?

人民網日本語版 2022年03月07日14:26

習近平総書記は2018年以来、毎年全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議)の会期中、まず自らの所属する内蒙古(内モンゴル)代表団を訪れ、代表たちと親しく意見を交わし、国の政策や方針を共に話し合ってきた。新華社が伝えた。

ビッグデータから、習総書記が「民族団結」、「人民至上」、「質の高い発展」、「生態文明」、「農村振興」という言葉に繰り返し言及してきたことが分かる。これら頻繁に言及してきた言葉の背景にあるのは、習総書記の国情に対する深い理解、内モンゴル自治区の人々に対する深い思いと代表らに托する心からの願いだ。

■民族団結

「中華民族共同体意識という主軸をしっかりと押さえ、民族団結・進歩教育を深めて、苦楽を共にし、栄辱を共にし、生死を共にし、運命を共にする共同体理念の堅固な確立へと各民族大衆を導き、中華民族共同体思想の基礎を固め続け、各民族が中華民族という大きなファミリーの中でザクロの種のようにしっかりと抱き合い、共に偉大な祖国を建設し、共に素晴らしい生活を創造するよう促す必要がある」(2022年3月5日)

「文化的アイデンティティは最も深いレベルのアイデンティティであり、民族団結の根であり、民族和睦の魂だ」(2021年3月5日)

「民族団結強化の基礎は、民族団結・進歩教育をしっかりと行い、各民族共有の精神的郷里を建設することにある」(2018年3月5日)

■人民至上

「終始変わらずに中国の特色ある社会主義の道を歩みさえすれば、我々は必ず人民の素晴らしい生活への憧れを実現し続け、人民全体の共同富裕を推進し続けることができる」(2022年3月5日)

「人民至上、生命至上。人民の生命の安全と身体の健康を守るためには、一切の代償をいとわずにいられる」(2020年5月22日)

「中国共産党と中国政府が率先して財政の引き締め(民生・重点分野等以外の一般支出の抑制、浪費の厳禁等)を行うのは、国民の暮らしをよくするためだ。これは我が党の趣旨と性質によって決定づけられている」(2019年3月5日)

■質の高い発展

「新発展理念を完全に正確かつ全面的に貫徹し、新発展構造の構築を加速し、質の高い発展を推進し、科学技術の独自開発の強化を加速しさえすれば、我々は必ず我が国の発展の競争力と持続力を高め続け、厳しさを増す国際競争の中で主導権を握り、未来を勝ち取ることができる」(2022年3月5日)

「環境優先、グリーン発展を志向する質の高い発展の新たな道を探る必要がある」(2019年3月5日)

「経済の質の高い発展の推進においては、産業構造の転換と高度化に重点を置き、実体経済をより堅実で強く最適なものにする必要がある」(2018年3月5日)

■生態文明

「『豊かな自然は金銀同様の価値がある』との理念を堅持し、環境優先、グリーン発展の道を揺るぎなく歩む必要がある」(2021年3月5日)

「生態文明の建設強化の戦略的揺るぎなさを維持し、環境優先、グリーン発展志向を堅固に確立し、青い空、澄んだ水、汚染のない土壌を守る取り組みに力を尽くし続け、中国北辺の『緑の万里の長城』を一層堅固に築く必要がある」(2020年5月22日)

「人民大衆から要望の多い突出した環境問題をしっかりと解決することは、環境・民生の改善における差し迫ったニーズであり、生態文明建設の強化における喫緊の課題でもある」(2019年3月5日)

■農村振興

「貧困脱却は終点ではなく、新たな生活と奮闘への出発点だ」(2021年3月5日)

「内モンゴルは土地は広大だが人口は少なく、農牧民の生活・居住地は分散しており、生態環境は脆弱だ。貧困脱却の難関攻略の成果の強化、農村振興の推進は難度が高く、試練が多い。大規模な再貧困化の防止という譲れぬ一線を断固として守る必要がある」(2021年3月5日)

「貧困脱却の難関攻略を農村振興戦略の実施と有機的に結び付け、農村・放牧区の産業振興、環境居住性、農村型文明、効果的ガバナンス、豊かな生活を後押しし、多くの農牧民の定住地を全面的にしっかりと建設する必要がある」(2018年3月5日)

(編集NA)

「人民網日本語版」2022年3月7日

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