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習近平総書記「農業の総合生産力の向上を一層重視」

人民網日本語版 2022年03月07日11:29
習近平総書記「農業の総合生産力の向上を一層重視」

習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は6日午後、全国政協第13期第5回会議の農業界と社会福祉・社会保障界の委員による合同グループ会議に参加し、意見や提案に耳を傾けた。新華社が伝えた。

習総書記は「農村振興戦略の実施においては、食糧を始めとする重要農産物の供給確保を最重要課題とし、農業の総合生産力の向上をより重要な位置に据えなければならない。社会保障事業の質の高い発展の推進に力を入れ続け、社会保障のセーフティネットをしっかりと構築して、人々の生活の安定を下支えする必要がある」と指摘。

「食糧安全保障は『国之大者』(党と国家の前途命運、中華民族の偉大な復興、人民の幸福と安寧、社会の長期的安定等に関わる、国家にとって大事なもの)だ。困難な努力を経て、我が国は世界の9%の耕地、6%の淡水資源で、世界の5分の1近くの人口を養えるようになり、4億人が食べることに困っていたかつての状態から、14億人以上が食べることに困らない今日の状態になり、『誰が中国を養うのか?』との問いに力強い答えを示した。この成果は苦労して手に入れたものであり、引き続き確固たるものにし、拡大していく必要がある。食糧安全保障の問題においてはいささかも気を緩めて油断することがあってはならず、『工業化すれば食糧の問題はどうでもよくなる』などと考えてはならず、国際市場頼みの解決を期待することがあってもならない。問題が起きる前に対策を講じ、常にしっかりと食糧安全保障に取り組み、常に自国主体、国内立脚、生産力確保、適度の輸入、科学技術の支えを堅持する必要がある」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年3月7日

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