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習近平国家主席がプーチン露大統領と会談

人民網日本語版 2022年09月16日11:25
習近平国家主席がプーチン露大統領と会談

習近平国家主席は15日午後にウズベキスタン・サマルカンド迎賓館でロシアのプーチン大統領と会談し、中露関係や関心を共有する国際・地域問題について意見交換を行った。新華社が伝えた。

習主席は「今年、中露は成果の著しい戦略的な意思疎通を維持している。両国は各分野の協力を着実に推進し、スポーツ交流年関連行事を秩序良く実施し、地方協力や人的・文化的交流をさらに活発化し、国際社会で緊密に足並みを揃え、国際関係の基本準則を擁護している。世界の変化、時代の変化、歴史の変化を前に、中国はロシアと共に努力し、大国としての責任感を示し、リーダーシップを発揮し、混迷する世界に安定性をもたらすことを望んでいる」と表明。

習主席は「中国はロシアと互いの核心的利益に関わる問題で力強く支持し合い、貿易・農業・コネクティビティなどの分野で実務協力を深めることを望んでいる。双方は上海協力機構 (SCO)、アジア信頼醸成措置会議(CICA)、BRICSなど多国間枠組みで協調と協力を強化し、各国の団結と相互信頼の増進を後押しし、実務協力を拡大し、この地域の安全保障上の利益を守り、数多くの発展途上国と新興国の共通利益を守る必要がある」と強調した。

プーチン大統領は「現在の世界には多くの変化が生じている。唯一不変なのは露中の友情と相互信頼であり、露中の包括的な戦略的協力パートナーシップは山の如く堅固だ。露中は共により公正で合理的な国際秩序の推進を主張しており、国際関係の模範を確立した。ロシアは『一つの中国』原則を揺るぎなく遵守しており、中国の核心的利益に関わる問題における特定の国による挑発行動を強く非難する。ロシアは中国と二国間・多国間の意思疎通や協力を強固にし、経済・貿易、エネルギーなど重点分野の協力を拡大することを望んでいる。中国側と共に、SCO加盟国が引き続き相互内政不干渉原則を基礎に協力を深め、地域の安全と安定を維持する権威ある場を作り上げていくことを望んでいる」とした。

習主席はロシアが「一つの中国」原則を堅持していることを称賛。台湾地区が中国の一部であり、「台湾独立」分裂勢力と外部の干渉に断固として反対し、台湾問題において「裁判官」となる権利はどの国にもないことを強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年9月16日

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