李強総理は5日、河野洋平会長率いる日本国際貿易促進協会訪中団と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。
李総理は「両国は昨年、国交正常化50周年を祝った。今年も中日平和友好条約締結45周年を迎え、中日関係は承前啓後の重要な節目にある。双方は両国民の心に沿い、時代の潮流に沿うことを多く行い、友好的に付き合い、互いに支持し合い、協力・ウィンウィンを図り、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築により多くの安定性とプラスのエネルギーを与える必要がある」と指摘。
また李総理は「中日間の実務協力は基盤が堅牢で、相互補完性が高く、潜在力が大きく、両国は広範な利益を共有している。中国は質の高い発展を全面的に推進し、高水準の対外開放を揺るぎなく推し進め、市場化、法治化、国際化された一流のビジネス環境を積極的に築いている。我々はこれまでと同様に、日本企業による対中投資協力の拡大を支持する。日本国際貿易促進協会が両国の互恵協力と民間の友好交流を牽引する役割をさらに発揮することを希望する」と表明した。
河野会長は「日本国際貿易促進協会は日中間の経済・貿易関係の推進、日中友好の増進に尽力し、中国の発展を支持しており、中国側と相互尊重・相互信頼の精神を堅持し、日中友好協力のたゆまぬ前向きな発展を後押しすることを望んでいる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年7月6日