李強総理は、現地時間23日午前、フランス・パリで開催された「新グローバル金融協定のためのサミット」の閉会式に出席し、演説した。新華社が伝えた。
李総理は、「中国は常に世界の発展とガバナンスの問題を非常に重視している。習近平国家主席が近年、グローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブ、グローバル文明イニシアティブを相次いで打ち出し、国際社会から広く反響を得ている。世界経済の重要なエンジンとして、中国は世界経済の発展に絶えず推進力を注入してきた。世界情勢がいかに変化しようとも、中国は揺るぐことなく質の高い発展を推進し、高レベルの開放を拡大し、高水準の国際経済貿易ルールに合わせ、世界各国が中国の発展の機会を分かち合えるようにする」とした。
李総理はまた、発展途上国、特に脆弱な国々の発展の開発資金問題の共同解決について「第1に、グローバル金融ガバナンス改革を断固として推進し、発展途上国のために安定した融資環境を創造すること。第2に、グローバル発展パートナーシップをしっかりと構築し、発展途上国に対してより多くの開発資源を提供すること。第3に、経済のグローバル化と自由貿易をしっかりと推進し、発展途上国の成長に新たな弾みをつけること」という3つの提案を行った。(編集LX)
「人民網日本語版」2023年6月25日